「 2010年04月 」一覧

Lucid RC

10.04 LTS の RC が出ました。
ひそかに古いノートに beta を入れてたんですけど、今日は盛大に upgrade がありました。
ちなみに Panasonic CF-R2(ピンポイント)なんで、そのうちインストールレポートを書こうかなと思っとります。
まあ、最初に PXE インストールをしてから一応 X まで動いてます。
gdm に問題があるのだけが気になってるところ。
快適は快適ですよ。


v10 インストール その2

前回の続きです。

先延ばしにしていたコンフィグの扱いについて書いてみます。
前回もお話ししたように、v10 のインストールは image2disk でも b software でも、今動いているスロットのコンフィグをそのままインストールするスロットに入れてしまいます。
これはもちろんデフォルトの場合で、回避することもできます。
image2disk の場合は二つのオプションがあります。

--nosaveconfig 今動いているスロットのコンフィグを使わないという指定
--nomoveconfig インストール先のスロットのコンフィグを使うという指定
何も指定しないと今動いているスロットのコンフィグを使います。

ちょっと具体的に書いてみます。
例えば HD1.1 に 9.4.8 が入っていて、新しく HD1.2 に v10 を入れるという場合です。
HD1.2 が空っぽの場合を想定してます。

HD1.1 で image2disk を打ったときの動作は下のようになります。
image2disk --instslot=HD1.2 で何もオプションを指定しないと HD1.1 のコンフィグを HD1.2 に渡します。
image2disk --instslot=HD1.2 --nosaveconfig は HD1.1 のコンフィグを使わないので何も設定は入りません。
image2disk --instslot=HD1.2 --nomoveconfig は HD1.2 のコンフィグを使うという指定ですが、HD1.2 には何も入ってないので設定も入りません。(もしかしたら蹴られるかも)

ただし、HD1.2 にあらかじめ何かがインストールされているときはちょっと変わります。
image2disk --instslot=HD1.2 でオプションなしは変わりません。
image2disk --instslot=HD1.2 --nosaveconfig は HD1.1 のコンフィグを使わないというだけなので、HD1.2 の設定がそのまま残ります。
image2disk --instslot=HD1.2 --nomoveconfig の場合は HD1.2 のコンフィグをそのまま使います。

要するに、自分のコンフィグなのかターゲットのコンフィグなのか、どっちを使うのか指定しているわけです。

まとめると

オプションなし 自分のコンフィグを使います
--nosaveconfig 自分のコンフィグを使用しません
--nomoveconfig 相手のコンフィグを使います

インストール先のスロットに OS が有る無いでちょっと動きが変わるのでそこだけ注意です。
ところでこれは image2disk を使っているので v9 から v10 をインストールするときですね。
v10 の場合は b software を使うんだけど、そのときはどーすんの?という疑問があると思います。
その場合は image2disk のようにオプション指定ではできません。
bigpipe で DB 値を変更した後に b software でインストールをする必要があります。

下の SOL が詳しいです。
SOL11267: Controlling configuration import when performing installations from the Configuration utility
https://support.f5.com/kb/en-us/solutions/public/11000/200/sol11267.html
MoveConfig とか SaveConfig の DB 値を変更することで実現できます。
最初は「こっちは enable で~、えっと、こっちは disable ……」みたいに悩むと思いますが、慣れてくださいとしか言えないのが悲しいです。
key の名前が分かりづらいのは俺もそう思います。
単純に targetconfig とか currentconfig とかのほうがまだ良かった気もするんですけど……


ubuntu

右下に lucid のカウントダウンバナーをつけてみました。
次期基盤(と言うとなんかかっこいいな)の予定なので自分用です。
元々 ubuntu は仕事で使ってるのでなんとなくできることはわかってるんですが、lucid はこのサイト用に使おうと考えてます。
# ちなみにこのサイトは fedora で動いてます。
別に ubuntu でも fedora でもどっちでもいいんですが、今のところ ubuntu の方が好みなので「次はこれかなー」とずっと考えていました。
なんとなく俺の好みなレスポンスなんですよね。
すげー感覚的な話なんですけど。
fedora が悪いんじゃなくて、キーボードを打ちやすいのが ubuntu だったというだけです。
karmic に比べるとなんとなく速くなってる気がするし。
beta2 になってから手を出したので本当にそうなのかはわからないんですが。
別に「ここが好き!」ってのはないんですけど、操作しててストレスが少ないのを選んでるというだけなのです。
なんとはないレスポンスが気に入ってるんですけど、そういうのって大事なのかも知れないですよね。
気のせいなのかも知れないですけど。
例えば IOS を触ってて、その後 CatOS を触ると「うっ」ってなるようなことです。
# あれ?これも気のせい?
あと GNOME desktop のデフォルトが美しいというのが良いです。


# 嫌な予感がする人は読まないでください。

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微妙なタイトルですが、最近の我が家の実情です。

雑記を読んでくださっている数少ない読者の方はすでにお気づきかと思いますが、我が家は都会(?)にもかかわらずかなり自然に恵まれた場所にあります。
引っ越してきた当時から「虫が多いな」という感想があったのですが、ここ最近の陽気(そうでもない日もあるけど)で虫が増えてきてます。
なんか嫌なのが多いので、虫コナーズ的なものを考えてるところです。
洗濯物にくっついてきたのか、「なぜこんなに!」みたいな日もありました。

かわいいのもいるんですけどね。
てんとう虫とか。
カブトムシあたりそのうち来ないかなー。

蜘蛛も多いんですけど、蜘蛛は益虫扱いをされてるので平和に暮らしていただいてます。
嫁ともそのへんは一致してます(さすが二人とも田舎の出身)

前の家のときもカナブンが頻繁に入り込んできて、その度に嫁か俺が外に逃がしてました。
最終的にうちでお亡くなりになって埋めてあげたような気もするけど。
あれは同じ子だったのだろうか。
# この記事は誰か読んでくれるのかな?と思いつつ書いてます。

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v10 インストール その1

これを書き出すと朝までかかってしまうので、とりあえず基本だけでも。

v10 からインストールの方法が大きく変わったわけなんですけど、概念(というか思想かな?)は「インストールはバックグラウンドで隣のスロットに入れて、reboot で切り替えるだけでおっけー」ということですよ。
もっとも v10 から v10 をインストールする場合なんですけれど。

v9 から v10 をインストールする場合はフォアグラウンドでする必要があります。
使うコマンドも違いますよ。
v9 から v10 をインストールする場合は image2disk コマンドを使います。
image2disk はフォアグラウンドで実行されるのでインストール中は停止時間になりますね。
v10 から v10 をインストールする場合は bigpipe software か GUI でやることになってます。
この場合はバックグラウンドで処理されるので、気がつけばインストールが終わってて、後は reboot するだけです。
どちらもデフォルトの指定では既存のコンフィグを引き継ぐアップグレードになります。
引き継がない方法は次回に。

慣れないと v9 までと全然違うので戸惑いますけど、個人的にはかなり便利だと思いますよ。
v9 だとウィザードでぽちぽちやる必要があったんですけど、v10 だと一発で完了ですし。
GUI でできるのはかなり敷居が低くなって比較的「便利」の声があるようです。
ただし色々思い通りにやるのはそれなりの手順とかが必要になってくるので、それも次回に持ち越させていただきますー。
このへんのドキュメントがきっと参考になりますよ。
一度は目を通した方がいいです。
Manual: BIG-IP Systems: Getting Started Guide


10.1.0 の /usr/

10.1.0 の /usr/ ディレクトリは read-only 属性なので気をつけてください。
それに伴う色々な不具合とか変更が SOL になってます。
例えばこれ。
SOL11373: Change in Behavior: The external monitor location is now /config/monitors
https://support.f5.com/kb/en-us/solutions/public/11000/300/sol11373.html
External Monitor の置き場所が変わったという SOL です。
Documentation Erratum も同時に上がってるんで興味のある方は見てみてください。
その他にも release note にもなんかあった気がする。
大した話ではないですが、自分への備忘です。
最近忙しくて情報収集できてなくて申し訳ない。


お練り

先週の土日に長野の飯田に行ってきました。
お練りまつりというものが7年に一回あるのでそれを見に。

お練りまつりについてはこちらを参照。
http://oneri.iidacci.org/
たくさんの人が練り歩くので「お練りまつり」という名前らしいです。
今では大きい獅子舞とか大名行列が練り歩いてます。

目玉の「東野大獅子」の写真です。
20100403-DSC00245 20100403-DSC00246
最初は眠ってて、遠くからゆっくりとゆらゆらやってきます。
憎い動きをしてくれます。
EXILE の例の回るとこをイメージしてください。

20100403-DSC00255 20100403-DSC00256
油断してると高速接近してきて、こんなになります。
侮れない。

最後に飯田の市街
20100403-DSC00260
結構な人出でしたよ。
休日の竹下通りよりはちょっと歩きやすいくらい。

たまには賑やかなお祭りもいいですね。


リス

たまに庭に遊びに来るリス。
20100403-DSCN1890
オナガの群れが来てたので写真を撮ろうと思ったら、たまたまリスも遊びに来てた。
遠くてぼけてる上に顔が凶悪になってる
近所で繁殖してるのか、この子ともう一匹見たことがあります。


v10.x の PXE インストール

あるんですよこれが。
SOL10819: Performing a clean installation of BIG-IP version 10.x
https://support.f5.com/kb/en-us/solutions/public/10000/800/sol10819.html
いつのまにか更新されてました。
前から http でインストールできるってのはどこぞで読んでたんだけど、具体的な話がわからなかったので完全に忘れてました。
v9.x までの PXE と感覚は同じです。
ただし v10 は厳しく攻めてきて(そこまでではないけど)、やや v9 までより敷居が高いです。
v9 までは CD をドライブに入れて PC をそこから boot すれば自動的に PXE サーバができてたけど、v10 では準備が必要ですよ。
ここでは簡単に書きます。
要はサーバを自前で用意する必要があります。
さらに dhcpd と tftpd と httpd が必要です。
SOL に書いてありますけど debian とかで apt-get できる tftpd では tsize オプションが使えないので、tftpd-hpa の方を apt-get しちゃってください
めんどくさいようですけど、上のさえ準備できちゃえば iso を切り替えて使えるので便利だと思います。
あとは SOL を見てやってみよー。
俺でもちょこちょことやってできるレベルなので簡単です。
もちろん Linux とか UNIX じゃなくてもできますよ(できるはず)