これを書き出すと朝までかかってしまうので、とりあえず基本だけでも。
v10 からインストールの方法が大きく変わったわけなんですけど、概念(というか思想かな?)は「インストールはバックグラウンドで隣のスロットに入れて、reboot で切り替えるだけでおっけー」ということですよ。
もっとも v10 から v10 をインストールする場合なんですけれど。
v9 から v10 をインストールする場合はフォアグラウンドでする必要があります。
使うコマンドも違いますよ。
v9 から v10 をインストールする場合は image2disk コマンドを使います。
image2disk はフォアグラウンドで実行されるのでインストール中は停止時間になりますね。
v10 から v10 をインストールする場合は bigpipe software か GUI でやることになってます。
この場合はバックグラウンドで処理されるので、気がつけばインストールが終わってて、後は reboot するだけです。
どちらもデフォルトの指定では既存のコンフィグを引き継ぐアップグレードになります。
引き継がない方法は次回に。
慣れないと v9 までと全然違うので戸惑いますけど、個人的にはかなり便利だと思いますよ。
v9 だとウィザードでぽちぽちやる必要があったんですけど、v10 だと一発で完了ですし。
GUI でできるのはかなり敷居が低くなって比較的「便利」の声があるようです。
ただし色々思い通りにやるのはそれなりの手順とかが必要になってくるので、それも次回に持ち越させていただきますー。
このへんのドキュメントがきっと参考になりますよ。
一度は目を通した方がいいです。
Manual: BIG-IP Systems: Getting Started Guide